入荷情報です!2019.02.03
小岩の焼肉さらさです。
今日は珍しく、入荷情報です!
年が明けて、在庫している黒毛和牛が全て入れ替わりました。
なんと、今在庫している黒毛和牛の全てがメス(処女牛)です!!
滅多にないことなのでアップしました。
銘柄は、「沖縄県もとぶ牛」と「群馬県ほほえみ牛」です
「でもメスだと何がいいの?」と思うお客様もいますよね。
そこで、メス(処女牛)とオス(去勢)の違いを説明します。
ただし、私の十数年間の黒毛和牛と関わってきた私の経験からの私見です。
まず、メスはオスと比べ体格が小さいです。とれる肉もそれに比例し少なくなります。
そして、性格が穏やかな為、肉が柔らかいです。
これが一番、メスが好まれる要因だと思います。
サシの入り具合はというと、実はオス(去勢)より弱い事が多いです。
なので、よく撮影等に使われるサシがばっちり入っているものはオスが多いです。
しかし、赤身肉が好まれる最近の傾向では、メス牛が益々好まれるかもしれませんね。
味わいは、メスはよく上品と表現される事が多いです。
食べるとわかりますが、淡い感じがします。
オスはというと、メスと比べインパクトがあることが多いです。
アミノ酸からくる旨味成分はオスの方が多いのではと思います。
これは、メスより気性が荒く動くことによって肉質は硬くなりますが、それによって旨味も増えるからだと推測できます。
本場フィオレンティーナの「ビスカッテ」で使用される「キアーナ牛」は、世界一旨いと言われますが、硬いことでも有名です。
味わいが上品で肉質が柔らかいのがメス。そして、頭数が少ないので希少です。
味わいがダイナミックで、サシがばっちり。だけど、少し肉質が荒いのがオス。
こんな感じです。
しかし、動物なので厳密には一頭ずつ味も見た目も違うので鵜呑みにはせずに、自分の舌で判断して下さい。
オスかメスかもありますが月齢(生まれてからと畜されるまで)も、とても重要です。それは長くなりますのでまた別に書きますね。
希少なメス(処女牛)の肉を、味わってみたいお客様は、是非ご来店下さい!
ご賞味あれ!!!